短期投資か長期投資か-株式投資で初心者が成功するにはどちらが有利?



「短期投資」を選ぶか「長期投資」を選ぶかは株をはじめたころの初心者にとっては大切な岐路です。

どちらもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を知ることは大切なことですが、

あえて言うならば株をはじめて間もない初心者は短期投資を選ぶべき、だと思います。

今では私も長期投資をしていますが、株をはじめた頃は短期投資ばかりやっていました。

短期投資をすすめる理由

  1. 実戦は理屈ではない
  2. 短期の見通しもできな者に長期の見通しができなるわけがない
  3. 塩漬けを長期投資だと言い訳づける
  4. 短期の方が投資効率が良い

あと、他にもいろいろ理由はありますが、大きくはこの4つです。

実戦は理屈ではない

・百聞は一見にしかず
・百見は一考にしかず
・百考は一行にしかず
・百行は一果にしかず

投資は理屈ではない
とにかく実戦です
勝てるようになるまでただひたすらトレードを繰り返すしかないのです

実戦は理屈ではないのです。これが一番の理由です。投資が上手くなるためには数をこなし経験をつまなくてはなりません。

相場も上げ相場、下げ相場、ボックス相場など、様々な場面があります。これらを経験し体で覚えて初めて相場で戦えるレベルに達します。

 短期でまわしていけば、その分成長も早くなる ということです。

短期の見通しもできな者に長期の見通しができなるわけがない

短期の見通しもできな者が、さらに難しい長期の見通しができなるわけがありません。

1時間後の予想をするよりも明日の予想、明日の予想をするより来年の予想をする方が難しいと思わないですか?

まずは明日の予想をあてることを心がけながら、市場の全体の流れを把握していきましょう。

塩漬けを長期投資だと言い訳づける

塩漬けを長期投資だと言い訳づけるのは、投資を放棄していることと同義にあたります。

言い訳を続け上がりもしない銘柄を握りつづけるのは機会損失だと思いませんか?

またそういったスタンスだといつまでたっても投資が上手くなりません。

心の甘えを断ち、戦場に向かう気持ちをこころがけましょう。

市場は資産の奪い合いをする戦場なのです。

短期の方が投資効率が良い

資産を120%にするのに、1年かけるより3日で達成した方が投資効率は良いです。

投資は複利運用が重要です。短いスパンでまわした方がはるかに資金が膨れ上がるのは早いです。

よく短期は投機と言われますが、資産をふやすのに投機も投資もありません。

 最終的には資産を増やすことを目的 としているので、早く資産が増えた方がいいにきまっています。

短期投資は長期投資に応用できる

経験を積み短期投資である程度勝てるようになってきたら、長期投資もいつの間にか上手くなっているはずです。

今まで短期投資で覚えてきた手法や、積み重ねてきた経験を、時間軸を長くもって長期投資にいかせばいいだけの話なのです。

 短期投資は長期投資への応用が利く のです。

そして最終的には短期投資と長期投資をそれぞれ分けて投資できるようになれば、相場をかなり有利に運べるようになります。

アセットロケーション

例として、

  • 短期投資に1/3
  • 長期投資に1/3
  • 待機資金に1/3

短期投資か長期投資か
のように全体の全体資産の配分(アセットロケーション)を決め資産を運用していきます。

1/3は短期資金で回転をかけ、1/3は長期で寝かしていきます。

待機資金を持つ理由として、相場が予期しない暴落となった場合でも最低限の安全資産は確保されているため、次の戦略を冷静に検討できる。

また、暴落となった場合は大半の銘柄も安くなるため、有利な株価で買いに入れます。

まとめ

投資を初めて間もない初心者は、投資で負けた場合「これは長期投資なんだ」と言い訳づけることによって、塩漬け株をつくっていきます。自分の予想に反した値動きをしたときには、すぐ損切りをする癖をつけましょう。

いかがでしょうか?現に私はこういう流れで資金を増やしてきました。

経験もなしに長期投資から入れば、必ず負けた時には「これは長期投資」なんだという甘えがでて、多くの塩漬け株をつくってしまいます。

そういった事にならないためにも短期投資を意識しながら資金を回転するような感じで経験を積んでいきましょう。損切りするのも経験が必要なんですよ。

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